BTS(防弾少年団)がかっこよすぎて、かわいすぎる。

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今考えていること今日伝えたいことはBTS防弾少年団)のこと。

アイドルに全く興味なしの私がBTS防弾少年団)のyoutubeを見て、秒でハマる。
一度見始めたら、止まらない。MVのクオリティの高さを、みんなに見てほしい。

そしてオフショットの可愛さ。インタビュー等ではいたって普通の男の子たち。
なのに、歌っている時はクール。めちゃくちゃかっこいいっていうこのギャップ。

BTS防弾少年団)とは。

韓国のヒップホップボーイズグループ。
グループ名の由来は、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、
自身たちの音楽を守りぬくという意味を込めている。 
(出典:official site)

 

アイドルに興味のない私が、なんでBTS防弾少年団)のyoutubeを手当たり次第に見始めたのか。それはカルチャーキューレーター・ラジオ番組『アフター6ジャンクション』で。

www.tbsradio.jp

 

●ヒップホップリテラシーの高いメンバー構成
●世界制覇の最後の砦、全米ビルボードで1位

一体、アジアと欧米の男性に対するセクシー観の違いをどう乗り越えたのか。
彼らのMVを見てすぐわかった。彼らは彼らの最大限の魅力を発揮してる。
筋肉ムキムキじゃなくても、いいんです。baby faceのままでOK。

興味津々でyoutubeで見始めたらもう止まらない。欧米でのライブ映像で、人種を超えて海外の女の子たちがアジア人の彼らに歓声をあげる姿は新鮮だった。誠に勝手ながら誇らしい気持ちにすらなった。

 


BTS (방탄소년단) 'MIC Drop (Steve Aoki Remix)' Official MV

 

MIC DropのSteve Aoki のリミックスverは、Steave Aokiも登場するから好き。
素人目にみて、かっこいい。


また、『MIC Drop』という曲名は、オバマの、最後のホワイトハウス記者クラブ晩餐会でスピーチをマイクドロップ(マイクを落とす)で締めくくったことから着想を得て、つけられたそう。
ラッパーが「俺のパフォーマンスは最強」ということを態度で示すのが、マイクドロップらしい。オバマのヒップホップリテラシーの高さと、それをアジア人が真似する度胸。しかもそれがめちゃめちゃかっこいい。普通はダサくなるからやめておこうとなってしまいがちなところ。

 

【ネタバレあり・感想】『ファントム・スレッド』を見て感じた悲しみ。(『ゴーン・ガール』のネタバレもあり)

ダニエル・デイ=ルイスの引退

www.wmagazine.com

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 (出典www.wmagazine.com

ダニエル・デイ=ルイスのインタビューを、原文のまま途中まで読もうとし、早々にリタイア。(ダニエル・デイ=ルイスに母親が違う2人の息子がいたことには驚いた)
かわりにrockin'on.com(https://rockinon.com/blog/nakamura/170396)のインタビュー抜粋を読んだ。

 

もう前々からみなさんご存知の通りです。
ダニエル・デイ=ルイスファントム・スレッドの撮影最中、俳優引退を決意した。

 

 

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ファントム・スレッド』は素晴らしい映画だった。美しいカメラワーク、音楽、衣装ポール・トーマス・アンダーソン監督の映画愛あふれる他の映画の引用、自身のプライベートなテーマを反映しつつ、伏線を散りばめた精巧な脚本
そしてダニエル・デイ=ルイスをはじめ素晴らしい役者陣。とっても緻密な映画でした。

 
彼がこの作品で引退するのは本当に悲しいことだけど、最終作にふさわしいほど、
とにかく、レイノルズ演じるダニエル・デイ=ルイスが、かっこよかった。

 

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(出典:http://www.premiere.fr/Cinema/News-Cinema/Bande-annonce-de-Phantom-Thread-Un-ultime-film-a-la-mode-pour-Daniel-Day-Lewis

 

そして私の中に、モヤモヤが残った。
そのモヤモヤはあくまでも個人的な主観です。
ただの感想であり、考察・解説ではありませんので、あしからず。

 

アルマに感情移入できない

アルマとは同じ女でありながら共感できる箇所が少ない。
それは私が生きる現代と、1950年代とは環境がまったく違うからなのか。
以下、アルマの共感できない行動。

 

・私には最初っから、誰かのマネキンになる発想がない。
・仕事をしている男性の邪魔をする気がない。
・大好きな彼が作ったドレスを大晦日のチープなパーティーには絶対着ていかない。
・嫉妬はしても、もっと上手く行動する。
・毒キノコをもるタイミングは仕事を壊すタイミングではない。
・食べ方が汚い。

 

自分勝手で、子供なアルマの印象が強くて、後半の復讐パートが、“女性解放パート”として置き換えられなかった。
むしろレイノルズに同情した

 

ゴーン・ガール』はダメ男ニックが、完璧な女エイミーに復讐される話。
(男女の駆け引き、女性の復讐ものという点が似ているかと)
私はエイミーが反社会的行為を犯して、ニックのところに戻ってきた時に、怖いという感情よりも、ざまぁ見ろ!男ども!これが今の時代の女だ!って爽快感に満ち溢れた。
きっとエイミーが現代的な魅力のある女性を体現していたからだと思う。


それが、『ファントム・スレッド』にはなかったんです…。
そもそものスタート地点で“女”をバカにされてる感がつきまとう。

 

結果“男性至上主義”がほんのり香る映画にみえる(のは、わたしだけ?)。
レイノルズ・ウッドコック(木彫りのペニス)と名付けたポール・トーマス・アンダーソンらしいなと感心する。

 

女が強い、といいながら……

 


【ネタバレあり】『ファントム・スレッド』町山智浩氏によるスペシャルトークショー @YEBISU GARDEN CINEMA

youtubeの中で、ポール・トーマス・アンダーソンはこのようなメッセージを観客に送る。

“どれも素晴らしい女性の登場人物が、威圧的な男性社会の中でたくましく生きていく、そこが自分の中に響いたんだ。”

 

ポール・トーマス・アンダーソン監督はこの映画を”女性解放”とも置き換える。

 

自他共に認める圧倒的に特別な男が、普通の田舎の小娘を手中に収め、しばらく経って、やっぱり女には勝てないよ、と認める。
名声もお金も全てを手に入れている男が、自分勝手な女を許容することで、心根までも僕の方が優位でしょ!と結局根こそぎ全部奪い取る感じがいやだなって感じてしまった。

こんな子供みたいな女を許してあげてる男って現代的でしょ?って強要されてる感。
結局男性が精神面でも人格面でも圧倒的に優位であることを誇っているように感じた。

 

マネキンから開放されたアルマは“女性開放”の象徴として、自分の手で力を勝ち取ったともいえるんだろうけど、前述のとおり、そもそも共感できないキャラクターなので、どうしても自分(女性)の性の開放って置き換えられないんです。

 

仕事か女か問題

ワーク・ライフ・バランスという言葉が、日本でも浸透しつつあり、仕事と生活の調和をとりましょうという現代社会。

結婚できない呪いを自ら解き放って、仕事も結婚も両方を手にしたレイノルズ。
……ですが、あきらかに仕事のパフォーマンス下がってるじゃん!っていう(笑)
どっちも大事なんだっていうことを言いたかった割には、やっぱり女を取ったら仕事手につかなくなるんじゃないですか、監督。


レイノルズは最後、自分自身のバランスも、仕事とプライベートのバランスも破綻して、うつっぽくなってしまっているように感じた。それをリアルに観せていて、本当に悲しい気持ちになった。やっぱりどっちも手にするのって難しいの?という感情がしばらく自分に留まるのを感じた。

男性は仕事がメインだから、結婚生活に重きをおくかどうかは選べる。
けど、女性はどうかな……。結婚をとるか、仕事をとるか、どっちもとった場合にレイノルズのように破綻するのかな。悲しすぎる。

 

仕事を持っている未婚の女の立場だと、アルマよりも断然レイノルズに感情移入する。

 

ダニエル・デイ=ルイスの深い悲しみの1つはそれなんじゃないかなとすら感じる。
たとえ監督が意図したものとは違ってもね。

 

レベッカ』『美女と野獣』『アデルの恋の物語
動画の中で町山さんが似てると指摘した『羊たちの沈黙

“多くの男女もののようにクラシック設定だと思う。男は本質的に女を軽視していて、女も従順だったが、それも本性が現れるまでだ。”

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=I9aVSMeL3Ws

クラシックな型がある作品だからこそ、より強く彼の作家性を感じる。
私は、『ファントム・スレッド』を観て、女性に経緯を払えば払うほど、彼の強い“男性至上主義”垣間見た。 彼のプライベートな有様をこれでもかというほど真摯にさらけ出した作品だと思う。とても重厚で、本当に美しく素晴らしい130分でした。

 

 最後に、彼のゴーストに対しての考え方は、100%同意できるものであった。
あの世とこの世が繋がっていて、今はいない人のメッセージを聞くことができたら、とっても素敵なこと。だから私も本当にこわいホラー映画は作れないなと、思いました。

元カレ(仮)と夢で会った話。付き合うの概念は人それぞれ。だから、自信をもって元カレ(仮)と呼ぶ。

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一昨日のはなし。


ひさびさに元カレに会った。(夢のなかで。)
そもそも、その人のことを勝手に元カレと呼んでいるけど、その呼称は正確には間違っている。かといって、不倫でも浮気でもないし。

 

付き合おうと言われたことは一度もない。
付き合ってと言って何度も「付き合うってなに?」って逆に質問で返された。

 

そのかわり、気持ちは何度も確かめあった。シャイな彼が放った好きは、相当重いものだと自負している。

 

付き合うってなに?お互いに好きだから一緒にいる。それでなにが不満なの?って聞かれて、わたしなりの精一杯の意見を伝えた。

 

「彼氏として友達に紹介したい。」
「彼氏としかエッチしないって決めた。」
「ゆくゆくは結婚するための前段階として、付き合いたい。」

 

なにそれ。意味わからん。と一蹴。
おまえの愛はそんなものか?ふーん。ときっと彼は思ったろう。

 

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わたしは。
ずっと一緒にはいられないって、どこかで感じていたから、永遠を少しだけ留めておきたかっただけ。
それがわたしにとっての付き合うで、愛だったし。

 

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彼は彼で、二人の世界だけで生きることができる人。

はやく嫌われて、振られたかったけど、全然嫌いになってくれなくて、わたしも嫌いにならなくて。

 

最後はわたしの根負け。

 

音信不通って、一番姑息な手段で7年間の両想いに終止符。
お互い嫌いじゃない。始まってもいないのに、終わらせられない。
だから、ぷつん。

 

もしかしたら、わたしは最初から終わりを望んでいたから始めたくて、彼は本当に永遠を信じていたのかもしれない。

 

最後は結局追われなかった。それが彼の優しさで。
結果、彼の愛のほうが強かったんだって。

 

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わたしはとっても愛されていたことに、自ら望んで失って気づく。後戻りはもうしない。

 

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それから、何度も見る彼の夢を、ひさしぶりに見て、ちょっとセンチメンタル。ノスタルジック。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』を見始めたら止まらなかった件。ルルーシュの魅力は『ダークナイト』のヒース・レジャーや『レオン』のゲイリー・オールドマンに通じる?!

毎日、通勤途中に楽しみに聞いているカルチャーキュレーターラジオ番組、アトロクことアフター6ジャンクションで、ちょっとアニメヲタっ気のある宇垣アナがときたまリミッターを外して語るコードギアスの話。ルルーシュ様と結婚したい!」と言い切った回(確か、『デビルマン crybaby』)で、モノホンヲタクやんとケラケラ笑った。が、それからもちょくちょく宇垣アナがコードギアスをものすごい熱量で語る。そしてついに単独企画。43分にわたってアニメ評論家・藤津亮太さんとコードギアスについて語る。

 

www.tbsradio.jp

 

このラジオを聴いて、いよいよ重い腰をあげてコードギアスTV版。R2も含め全50話を一気見。見始めたら止まらなかった。そういう意味で感謝はしているんだけど、このラジオ音源、ちょっとネタバレが過ぎる。もうすぐあのシーンくるのかな?!どうかな?!なんてちょっと待っちゃったくらいにして。見終わった後に聴く方が丁度いいくらいかなーなんて。切実に思います。

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私が思うコードギアスの魅力は2つ。
2つともラジオの中で藤津さんががっつり語っている。

1つは全部のせ。学園モノ、社会派、ロボット対戦、テロとの戦いラブロマンス、レジスタンスもの、家族もの、カルト教団、神話等々。これ全部が濃厚に詰まっていながら、ものすごいスピード感で展開していく。それぞれ、回のラストでキャッチーな伏線をはるから、次の回を観ずにはいられない。そして見事に回収し、またものすごいキャッチーな伏線をはって終わる。この繰り返しで物語にどんどん引きこまれる。

 

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ちなみに核となるストーリーの軸はみんな大好きスターウォーズ

 

2つめは、主人公のルルーシュ

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目的を遂行するためには手段を選ばない。ギアス(と呼ばれる超能力のようなもの)を使い、半ば強制的に自分の言うことに従わせる。見る方向を変えれば完全に悪役。しかし、100パーセント正義のヒーローではないからこそ、説教くささがない。自分の理解者であるような気にすらさせられる。

 

悪役の魅力を余すとこなく魅せるのがコードギアス

 

 

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ダークナイト』で印象に残るのはヒース・レジャー扮するジョーカーだし、

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『レオン』で悪役を演じたゲイリー・オールドマンの狂気の演技はもはや伝説

ルルーシュは悪役の格好よさを保ちつつ、主人公。だからストーリーは彼の感情にちゃんと寄り添う。目的遂行のためにショートカットでやりたい放題なんだけど、妹と幼馴染、同級生に対する愛情は強く、彼の行動もいたし方ないことなのだと納得させられてしまう・・・という作り。

 

もうとにかく面白かった。ちゃんとエンターテイメントな作品。宇垣アナが「ルルーシュと結婚したい」というのも納得。でも私はロイド博士と結婚したい。

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